興味の対象

自分に対して関心がない。

何というか、自分のビジョンに興味をもてない。そんなのよりも、小説とかゲームとかの登場人物のほうがよっぽど興味をもてる。

自分に興味がないから、自分のために何かしようとか思えない。私はいつも自分の自由に使える時間がほしいって言うけれど、それはもしかしたら、自分のために時間を使うのが窮屈に思うからかも。矛盾してるようだけど、実はしてない。

たとえば自分のために勉強したり、レポート書いたり、将来はきっと自分のために仕事をして、時間をなくしていく。それが窮屈でつまらないことに思えてしょうがない。私は本を読んだりゲームをしたりするのが好きだけど、それは自分以外のものにたくさん触れられるから。自分の自由な時間で、自分以外の何かに触れていたい。自分と切り離れた世界にいたい。つくづく、私って自分に興味がない。

きっと自我が強い人は、ガリガリ勉強をして、いい職に就いて、バリバリ仕事をして、ジャラジャラお金を稼いで、公私ともに充実してくんだろう。でも私のような人間はそれができない。自分の立っている場所を直視したくないだけかもしれない。現実なんかよりいい場所がある。私はただそこを見続けていたいだけかもしれない。

単なるわがままだ。それは。でも、だからといって自分と直面してみたって、何も変わらない。そもそも私は自分とその未来に興味がない。ここにどうしようもない男が一人いる、と勝手に分析するだけでそれを改善しようなんて思わない。


できることなら、自分以外の誰かが生きているのを同じ歩幅で見ていたい。時には一緒にはしゃいで、つまらなさそうだったら一緒に楽しんで、困っていたら助けてあげて、泣いていたら一緒に泣くのもいいかもしれない。辛かったら一緒にそれを打破するのは爽快だろう。ただ、深く関わるつもりはない。見ていたい。それだけ。

夢はいい。夢のなかの自分は、自分でありそうで自分じゃない。現実に戻った瞬間、私はむなしくなる。自分じゃない自分を、夢を、ずっと見続けたい。




はあ～、もう意味わかんないや。寝よ。
楽しい夢を見れますように。