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唐辺葉介のPSYCHE読み終わりました。


ここまで"他人"が排除されたお話を私は読んだことがない。悪く言えば、気持ち悪い。だけど、それは多分意図してることだと思う。実際、作中でも語られてたし(タイトル参照)
なんにしても、カタルシスなどどこにもない徹底的な内面描写は、確かに瀬戸口廉也と通じるところがあるかもしれない。これが彼の作品ですと正式に発表されても、ああやっぱりかと言うと思うし、違いますと聞かされても、ああそうなんだと言うと思う。重要なのは、唐辺葉介イコール瀬戸口廉也か否かではなく、このお話がどう私に作用したかだが、このお話によって得るものはほとんどない。なぜなら、これはどうあがいても主人公の内的領域を出ることはないからだ。本当に一人の人間の内臓のなかにいるようで、気持ち悪い。
でも結局のところ作品の良さというのは、著者がどういう観念や情念を以って描いたかをいかに感じ取れるか、というものだと私は思っており、そういう意味ではこのお話はとても面白かった。

というか、正直に告白すると、泣きました。眠いので細かいことはここには書きませんけど(気が向いたら別の機会に書くかも)。
人は孤独だと言ったのは誰だったっけか
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