犬憑きさん㊤

唐辺葉介の犬憑きさん㊤を読みましたので、感想でも。ネタバレなし。





前作のプシュケとは違って、不明瞭さや奇妙さは感じなく、どちらかというとゆったりとしていて読みやすい感じでした。というのも、メインのキャラが天然気味の努力家で終始のほほんとしているので、呪いとか憑きものとか言ってる割には、不気味さはなくどちらかというと普通（？）の学園ものです。まあ、たまにえぐいとことかありますけど。まだ上巻のみなので内容を読みきれませんが、どうやら正常における異端の解釈が話の中心に据えられていくようです。まだほのめかし段階ですけどね。下巻の発売が楽しみであります。

以上。


田中ロミオの人類は衰退しました④も買ってあるので、そのうち読んで感想を書くかもしれません。